キーワードは超守備的戦術。10人で守り倒し、逆襲では両サイドから前線のFW1人に攻撃を任せる究極な選択しか勝つチャンスはないと読んだ。
6日のブラジル戦と情けない14日のチュニジア戦を終え、W杯ではまともな戦いは挑めないと踏み、わずかな可能性を探った。

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4試合の総仕上げがこれか。前半2度のチャンスを南野と鎌田が空振りするから、こういう結果になるんだ。
決定力不足を何度叫べば解消するんだ。フィジカルの強い相手にまともに勝負したら勝てないことが分かった。これが収穫かな。W杯は全員で守り倒すしかないんじゃないのかな。

森保監督がW杯でどう戦うか。ブラジル戦とチュニジア戦で青写真はできたんじゃないか。
パラグアイ戦とガーナ戦は、相手のコンディションが悪すぎて参考にならないしね。相手両サイドが上がった隙、特に後半に右の伊東、左の三笘の突破からFWにつなぐしかないかな。
基本は、日本の長所を出すより、相手の長所を消すサッカーに徹するしかない。これもサッカーの戦術だから、恥ずかしがることはないんじゃないの。残念だけれど今の実力だと、仕方ない選択だな。


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