国内の中古車価格が高騰している。新型コロナウイルス禍の半導体不足などにより国内自動車メーカーが軒並み減産した影響で新車の納車が遅れ、購入希望者が中古車市場へと流れたためだ。円安で海外からの購入意欲も高まり、拍車をかけている。

 「ここまで高くなっているとは」。滋賀県に住む40歳代のパート従業員女性は、8月中旬に車検切れとなるミニバンの買い替えをディーラーに相談したところ、中古車を勧められた。
新車の納車まで最短でも3か月かかることが理由だった。だが、提案された同タイプの中古車価格は約540万円。新車価格より100万円も高く、女性は車検を更新し、乗り続けることにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fb9008779c8ddb7c82dc18abb3b9ec733913720