安倍晋三・元首相が銃撃されて死亡した事件後の7月11日、川崎市教育委員会が小中高校など市立学校全175校に対し、国旗・市旗を掲揚する際は弔意表明のため半旗とするよう依頼する文書通知を行っていたことがわかった。
通知は、同日に市総務企画局が各部局に出した同趣旨の通知を受けて流したもので、半旗の依頼期間は、安倍氏の通夜・葬儀が営まれた同日午後~翌12日。
教育基本法は、学校の政治的中立性の確保のため、特定政党の支持を目的とする教育などを禁止しているが、市教委の担当者は「元首相への哀悼の意を表するための協力要請で、難しければ実施しなくてよいとも書き添えた。問題なかったと考えている」と説明した。
https://www.google.com/amp/s/www.yomiuri.co.jp/national/20220801-OYT1T50215/amp/