「旧統一教会との関連疑われる団体が関与」松本市後援取り消し
08月09日 18時12分

松本市は、いったんは後援を決めた短歌の催しに、「世界平和統一家庭連合」、旧統一教会との関連が疑われる団体が関わっていることが分かったとして、後援を取り消す方針を固めました。

これは松本市の臥雲義尚市長が9日の会見で明らかにしました。
それによりますと、ことし10月に開かれる短歌の催しの後援依頼が6月にあり、松本市と市の教育委員会は催しの趣旨など踏まえて後援を許可しました。
後援する団体には松本市のほか、県や県教育委員会、それに南信地域の自治体なども含まれているということです。
しかし、今月になって、市民から、催しの協賛団体に旧統一教会との関連が疑われる団体が含まれているという指摘が寄せられたということです。
市が調査した結果、指摘があった団体と旧統一教会との関連は否定できないという結論に至り、9日、後援を取り消す方針を固めたということです。
臥雲市長は「後援するかどうか、事業内容のみならず、申請団体や協賛者などを含めて慎重に対応する必要があると考えている。手続きについて改善を行っていきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220809/1010023648.html