ソニーとホンダ 3年後にEV販売へ 会社設立 “車の概念変える”

2022年10月13日 18時49分

ソニーグループとホンダは、EV=電気自動車の開発と販売を手がける新会社を設立し、3年後に販売を始めると発表しました。
世界的にEVの開発競争が激しくなる中、最新の技術で映像や音楽などを楽しめる車内空間にし、“車は移動手段”という概念を変えることを目指すとしています。

両社が設立した「ソニー・ホンダモビリティ」は13日、ホンダ出身の水野泰秀会長とソニーグループ出身の川西泉社長が出席して都内で記者会見し、最初に販売するEVの計画を明らかにしました。

新たなモデルは、2025年から注文を受け付け、よくとしからアメリカと日本で引き渡す計画です。

価格は明らかにしていませんが、高級車の価格帯になるとみられ、車両は北米のホンダの工場で生産するとしています。

自動運転の機能を搭載するほか、車内には、複数のモニターや音響機器などを備え、映像や音楽などのエンターテインメントを楽しめるようにします。

また、ほかの企業との協業などで新たなアイデアも取り込み、“車は移動手段”という概念を変えることを目指すとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221013/k10013857731000.html