ロンドンの「膣ミュージアム」からもらった、前向きでパワフルで真面目なエネルギー クラーク志織さんがルポ - フェムテック調査団 | SPUR
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皆さんロンドンにVagina Museum(膣ミュージアム)があるのをご存じですか? ペニスのミュージアムはアイスランドにあるのに、「どうしてヴァギナのミュージアムは存在しないのだ?」という疑問を抱いた創立者によって2017年に作られた世界初の婦人科解剖学に特化したミュージアムです。

・婦人科解剖学と健康に関する知識の普及と意識の向上
・人々に婦人科解剖学に関する問題について話すための自信を与えること
・身体と婦人科解剖学にまつわるスティグマを払拭すること
・フェミニズム、女性の権利、LGBTQ+コミュニティ、インターセックス(※)コミュニティのためのフォーラムとして機能すること
・ヘテロセクシャルやシスジェンダーを普通とする振る舞いへ異議をとなえること
・交差型、フェミニスト、トランスインクルーシブな価値観を促進すること

この6つのミッションを掲げ、人々に健康についての正しい知識を広め、膣や外陰部を取り巻く問題について、皆がもっとオープンに話せるようになることを目標としているそうです。一体どのような所なのかとても気になる!ということで実際に行ってみました。

※インターセックス/LGBTQとはカテゴリーが異なり、医学的には性分化疾患(DSD)といわれる。性分化のステップの何らかにトラブルが生じ、性染色体、性腺、内性器、外性器が非典型的である生まれつきの状態。