生理といえば「おなかが痛い」「気分が落ち込む」 「体がむくむ」など、憂鬱なイメージをもってしまいがち。そんななか、ある変わった方法で生理期間中を“自分の体を向き合う大切な時間”として過ごしている人たちがいる。その方法とは、生理の血を顔に塗って“経血マスク”を作ること！
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Courtesy of danielakrue via Instagram
ドイツ・ベルリンを拠点に活動するアーティストのDaniela Krueは、自身の生理の血を使用した“経血マスク”の写真をSNSで投稿。「私たちの血液はとてもパワフルで、生命の始まりといえるもの」「ときどき自分の血液を肥料として植物に与えているけれど、今日は自分の肌に取り入れてみた」「もっと自分たちの子宮や血液に対して意識的になるべき」とフォロワーたちに語りかけた。
突飛なアイディアのように聞こえるかもしれないけれど、TikTokではハッシュタグ「#PeriodFacemask」が付けられた動画がトータル64億回再生を記録しているほど話題沸騰中。“経血マスク”を実践しているある女性は「フェイスマスクの新潮流」「生理の血を顔に塗ることで肌にいい効果を期待できる」「本当におすすめ！」と、個人の体験をシェアしている。
これに対して人々からの反応はさまざま。「マネしてみたい」「早速やってみた！」とポジティブに捉える人もいれば、「気持ち悪い」「お願いだからジョークだと言って」「不衛生」などネガティブな声も少なくない。またスキンケアの専門家であるDr. Joyceは「生理の血をフェイスマスクとして使用するのはやめて」「無菌状態で経血を採集する方法がない」「性感染症にかかっている場合、顔の皮膚にも感染が広がる可能性がある」と、その危険性を警告した。
海外ではもちろん、日本でも賛否がわかれそうな“経血マスク”。そもそも自分の血を体に塗る、という行為自体にかなり勇気が必要かも……。あなたはどう思う？
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f2dd0ab00b3091f978fe754e0e200e91c8b54f
