(かなり省略 全文はソース元 http://toyokeizai.net/articles/-/46910?page=1 で)
100円回転寿司はそもそも無理がある
N君:
しかし、本当においしい寿司は高いし、注文も難しいですね。それを考えたらやっぱり回転寿司は気軽ですね。

河岸:
うん、だから回転寿司が流行るのもわかるのよ。でも、そこでみんなが回転寿司を選んだら、
あの寿司職人さんたちは仕事がなくなってしまう。寿司職人は日本が世界に誇る伝統を伝える人たちでしょう。
あの人たちがクビになって、回転寿司のバイトに仕事を取って変わられるのは絶対におかしい。

N君:そうですね……。

河岸:
前回も書いたけど、そもそもモノには「適正価格」っていうものがある。安いものを安く食べるならいいんだけど、
100円回転寿司は高いものを無理やり安くして食べさせようとするから無理がある。

N君:
原価が違うわけだから、カッパ巻きもマグロもイクラもウニもみんな同じ100円のほうが、よく考えたらおかしいですよね。

河岸:
100円寿司もいろいろ頑張っているけど、やっぱり100円寿司は本物の寿司とは言えないよ。
寿司職人が握った本物の寿司は高いけど、それだけの価値がある。ちなみに、今日のお会計はいくらだったの?

N君:
2人で3万円弱でした。でも、今回は解説用のネタを増やすためにたくさん食べたので、ふつうに食べれば1人1万円強じゃないですか?

河岸:
回転寿司でちょっと飲んで食べたら2000円とするでしょう。
それを何回か我慢すれば、1人1万円でこれだけおいしい寿司が食べられる。
続く