大みそか 交番に「月光仮面」から寄付金 50年続く 新潟 佐渡
2023年1月1日 15時40分 新潟県

大みそかの12月31日、新潟県佐渡市の交番に「月光仮面」を名乗る人物から寄付金が届けられました。「月光仮面」からの大みそかや元日の寄付は50年続いていて、警察は交通事故で親を亡くした子どもたちのための基金に贈ることにしています。

31日午後6時前、佐渡市の両津交番の前に封筒と手紙が置かれているのを警察官が見つけました。

封筒には、すべて硬貨で9280円が入っていて、手紙には『毎日一枚づつ集めた小銭です。交通事故などで困っている人に少しでも役だてば幸福です。月光仮面』と記されていたということです。

「月光仮面」を名乗る人物からの大みそかや元日の寄付は、昭和49年から続き、今回で50年目となります。


一方、31日夜10時半ごろには、市内の佐和田交番を1人の市民が訪れ、名乗らないまま、すべて硬貨で1万5762円入った袋と『一年間財布の中の小銭を集めたものです。わずかですが交通遺児のために使ってください』と書かれた手紙を警察官に渡して立ち去りました。

佐和田交番への同様の寄付は37年目だということです。

※略※

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230101/k10013939561000.html