日本映画製作者連盟(映連)が2022年の全国映画概況を本日1月31日に発表した。

2022年の年間興行収入は前年比131.6%の2131億1100万円。入場動員数も前年比132.4%の1億5200万5000人と増加し、コロナ禍以前の状況に向けた回復ぶりが結果に表れた。なお2019年は興収2611億8000万円で、過去20年のうち最高の興収を記録したものの、コロナ禍に突入した2020年は一転して過去最低の1432億円、2021年はそれに次ぐ1618億円と落ち込んでいた。

邦画は634本公開されたうち、興収10億円以上の番組は前年の32本から26本に減少。しかし100億円以上の番組が1本のみだった前年に比べ、2022年は197億円の「ONE PIECE FILM RED」、138億円の「劇場版 呪術廻戦 0」、131.5億円の「すずめの戸締まり」と3作品に増え、アニメーションの好調ぶりもうかがえる。
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