「はだか祭」前にふんどし姿で厄よけ 花園16強の選手も 愛知 | 毎日新聞
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ふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合う愛知県稲沢市の奇祭「国府宮はだか祭」のもみ合いが3日、3年ぶりに復活する。
もみ合いを前に、厄よけのササ奉納をする参拝者の中には、年末年始に開かれた全国高校ラグビー大会で16強入りした中部大春日丘(愛知)の選手の姿も。
ふんどし姿の春日丘ラグビー部の3年生ら13人は円陣を組んで気合を入れると、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢良く叫びながらササを奉納した。
地元出身のプロップ、大矢青空さん(18)は「皆大学ではバラバラになるので、最後の思い出になれば。厄を落として、大学でさらに活躍をしたい」と意気込んだ。同じくプロップの中村大飛さん(18)は「後輩には気持ちの面で成長してもらい、次こそ優勝してほしい」と夢を託していた。
ふんどし姿のまま、もみ合いにも参加するのかと思いきや、「(選手としての)将来があり、危険かな」として見送るという。
裸男らがもみ合う儺追(なおい)神事は午後3時から始まる。【川瀬慎一朗】