首相 建国記念の日 “すべての人が生きがい感じられる社会を”

「建国記念の日」の11日、岸田総理大臣はメッセージを発表し「先人たちの足跡の重みをかみしめながら国民の命と暮らしを守り、すべての人が生きがいを感じられる社会の実現を目指す」と決意を示しています。

この中で、岸田総理大臣は「長い歴史の中で、わが国は幾度となく大きな困難や試練に直面してきたが、先人たちは、そのたびに勇気と希望を持って立ち上がり、明治維新や高度経済成長などの幾多の奇跡を実現してきた。
そして自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育ててきた」と指摘しています。

そして「1人1人のたゆまぬ努力と国民の絆の力によって築かれた礎の上に、今日のわが国の発展があり、そのことを決して忘れてはならない」としています。

そのうえで「先人たちの足跡の重みをかみしめながら国民の命と暮らしを守り、自由のもたらす恵沢を確保し、すべての人が生きがいを感じられる社会の実現を目指す」と決意を示しています。

「建国記念の日」のメッセージは、平成26年から総理大臣が毎年発表しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230211/k10013977811000.html