2023年2月13日 20時45分

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米マイクロソフト(以下、「MS」)は先週、チャットAI技術を統合した検索エンジンBingとウェブブラウザーEdgeのアップグレードを発表しました。それに続き、WordやPowerPointなどOfficeアプリにもAI機能を追加する準備を進めているとの噂が報じられています。

テックメディアThe Vergeの情報筋によると、同社は今後数週間のうちに、OpenAI(人気のChatGPT開発元)の技術と自社のPrometheusモデル(ChatGPTの技術を独自に強化したもの)を統合した「生産性向上計画」、つまりOfficeアプリのアップデートを発表する準備を進めているとのことです。



今のところ3月発表を予定しており、同社がOpenAIへの投資を通じて検索と生産性アプリ(Office)をいかに速く改革したかを強調する狙いとされています。これまでMSはOpenAIに多額の資金を投じており、1月末にも今後数年にわたり数十億ドルの投資をすると発表していました。



具体的に、どういう機能がOfficeアプリに追加されるのか? 有料ニュースメディアThe Informationは以前、メールの返信を提案する機能や、Wordでユーザーの文章を改善するほか、Outlookでの検索機能を改善するためにGPTモデル(OpenAIの技術)がテスト中だと報じていました。

https://news.livedoor.com/article/detail/23703425/