長野五輪25年 なぜ五輪の遺産が自治体の負担に?

このため市は、少しでも維持管理費を抑えようと100億円あまりかけて作ったボブスレーやリュージュの競技施設「長野市ボブスレー・リュージュパーク」の製氷を2018年から休止しました。それにより年間の維持管理費を2億円以上抑えることができましたが、それでもなお施設6か所にかかる維持管理費の総額はおよそ14億円に上ります。また、長野市内の競技施設は、札幌市が招致を目指す2030年の冬季オリンピックで利用することが計画されていますが、東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職などが相次いで発覚したため、積極的な招致活動が休止されていて実現するかは不透明です。

さらに財政負担は増える見込み

https://www.nhk.or.jp/nagano/lreport/article/000/49/