「ジブリ社員は、鈴木さんの指示でカンヤダ氏に関する雑用をやらされて嘆いています。彼女の渡航費や滞在費は、鈴木さんとの仕事にかこつけて、支払いはすべてジブリ持ち。ある出版社の編集者は、鈴木さんに書籍の出版企画を持ちかけたら“知人のタイ人女性をフォトグラファーとして使うこと”という条件を出されて困り果てていました。4月には岩手県の温泉街でカンヤダ氏の写真展が開催されますが、これも発案者は鈴木さん。ジブリ社員には“彼女と温泉に行きたいだけだろ”と話す人もいます」

 年々ひどくなっていく鈴木の暴走に苦言を呈したのが、星野社長だったという。

「ある時、星野さんが“鈴木さん、公私をキチンと分けてください”と諫めたんです。鈴木さんは、これが相当気にくわなかったよう。ほかにも要因はあったのでしょうが、これがキッカケとなり後継者に指名した星野さんを社長から降ろしたのです。かつては名プロデューサーだったのでしょうが、今では社内でも呆れられています​」
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