米医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソンは4日、ベビーパウダーの発がん性を巡る集団訴訟について、
原告団に25年間で最大89億ドル(約1兆2千億円)を支払う和解案で合意したと発表した。
J&Jのベビーパウダーを巡っては、タルク(滑石)を原料に含む商品を使用したことでがんになったと主張する人たちが同社を相次いで提訴した。
J&Jは安全問題を一貫して否定しており、今回の和解案も「不正行為を認めるものではない」としている。
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