https://news.yahoo.co.jp/articles/31f65e4e369c79feff7fb69634c1e368723983ca


2023年4月18日、上海モーターショーにおいてレクサスは新型「LM」を世界初公開しました。

2020年に登場したLMは、中国をはじめとするアジア地域での販売がメインとなっていましたが、今回登場する新型は、2023年秋に日本でも発売されることが明らかにされています。

ラグジュアリームーバー(Luxury Mover)」の頭文字をとったとされるLMは、その名の通り、上質かつ快適な移動空間を持つショーファードリブンMPVです。日本では、トヨタ「アルファード」がほぼ独占しているこのカテゴリーですが、中国では現地の自動車メーカーからも魅力的なモデルが続々投入されるなど、いま最もホットなカテゴリーのひとつとなっています。

日本国内でも注目度の高い新型LMですが、気になるのはその値段です。現時点では日本および中国などでの価格は公開されていませんが、いったいどの程度の価格になると予想されるのでしょうか

まず参考となるのが、2020年に発売を開始した現行のLMです。

現行LMの価格は、7席仕様が116万6000元(約2270万円)、4席仕様が146万6000元(約2850万円)です。いずれも、パワートレインには2.5Lのハイブリッドが搭載されており、価格の差はおもに装備の違いによるものとなっています。

ただ、中国では完成車の輸入に対して最大15%の関税を課しています。三重県のいなべ工場で生産されているLMは日本からの輸入車となるため、販売価格には関税分も含まれていると見られます。

関税や昨今の円安を考慮すると、もし仮に現行LMを日本国内で販売していた場合、中国の現地価格に対しておよそ40%程度割安になるものと考えられます。つまり、7席仕様は約1360万円、4席仕様は1710万円程度になることが予想されます。