――三菱航空機に知見がないと感じる部分はありましたか?

清水 所長:
「あまり申し上げると審査の個別の話になってしまうので申し上げられませんけれども………

そうですね………。

それ(知見不足)で、手戻りが起こってしまったと思い当たる節はあります」

三菱重工が国土交通省に型式証明の申請をしたのは2007年。そこから2023年までの16年間に6度にわたって機体の大幅な設計変更が行われました。

しかしそれでも、型式証明は手に入りませんでした。それが現実でした。

清水 所長:
「(計画中止は)事業性が見い出せなくなったと説明されています。続けていれば、(型式証明は)取れたのだろうと思います。個人的には」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b7325c26f948c8a41089c3ccfe20b28cabe80bff?page=2