メキシコ政府は米軍の武器がアメリカ・メキシコの国境を越えて国内に流入、更に中南米の麻薬カルテル、犯罪組織に流れていると発表し、アメリカに調査を求めた。

メキシコのアリシア・バルセナ外務大臣は22日月曜に行われた記者会見で「メキシコ国防総省は、米軍で使用されている兵器がメキシコに持ち込まれることについて米国に警告した。これに関する調査が急務である。」と述べた。武器密輸に関する問題は19日金曜にバルセナ大臣がワシントン訪問中に両国が話し合った問題の一つだったが、メキシコは長年に渡ってこの問題についてアメリカに取り締まるよう訴えてきた。隣国、アメリカが銃の所持が認められているの対し、メキシコは銃の売買は厳しく管理されており、合法的に入手することはほぼ困難だ。しかし、監視は緩く、非合法の銃器が数多く蔓延している。毎年50万以上の銃器が米国からメキシコに密輸されており、犯罪に使用される銃器の70%がアメリカから密輸された銃器とされている

https://milirepo.sabatech.jp/mexico-announces-that-us-military-weapons-are-being-smuggled-across-the-border-into-central-and-south-america/