鹿児島市で女性7人にわいせつな行為をしたなどとして、強盗・強制性交や強制わいせつ致傷などの罪に問われた住居不定、無職山本健太被告(26)の裁判員裁判で、鹿児島地裁は14日、懲役16年(求刑・懲役22年)の判決を言い渡した。小泉満理子裁判長は「常習性が認められ、犯行態様は悪質」と述べた。

判決によると、山本被告は2022年10月、同市内の路上で、女性(20歳代)を脅してわいせつな行為をしたうえ、5000円を奪った。このほか、20年10月~22年9月、女性6人(10~20歳代)に対し、わいせつな行為をするなどした。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20240314-OYT1T50206/