水原氏は19日、米スポーツ専門局ESPNのインタビューに対し、「昨年に大谷に事情を話し、賭博の借金を返済してもらった」「借金返済を依頼すると、大谷自身がパソコンを操作し、ブックメーカーに送金した」と証言。
だが、翌20日になって「大谷は自分のギャンブルや借金、その返済について何も知らなかった」。「『巨額な窃盗』の件についてはコメントしないように言われた。誰から言われたかについてもコメントできない」と前日の発言を撤回した。
米紙フィラデルフィアインクワイアラーによると、フィリーズでもこの話題で持ちきりだという。あるフィリーズ関係者は「大谷翔平の承諾なしにせいぜい年収50万ドル(約7600万円)と言っている通訳にブックメーカーがあんな大金を賭けさせることはあり得ない」と断言した。報道によれば、水原氏のギャンブルによる借金は最低でも450万ドル(約6億8000万円)だったとされる。
また、別の関係者は「数千ドル(数十万円)を電子送金するだけでも何重もの本人確認が要求される。いくら通訳が親しいからといって、大谷の承諾なしに送金できるのは疑わしい」と語った。米報道によれば、水原氏が賭けていたブックメーカーは、昨秋に少なくとも50万ドルずつを2度、計100万ドル(約1億5100万円)の電子送金を大谷翔平名義の口座から受け取っているとされる。
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