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簡単に言うけど、日本の歴史も絡んだ大きな問題なんだぜ、それ。
1993年より前の家庭のチャーハンはべちゃべちゃじゃなかったんだよ。

若い奴は知らんだろうが「1993年米騒動」というコメ不足が日本人を襲った。
その米騒動以前は、「ササニシキ(非べちゃべちゃ)」「コシヒカリ(べちゃべちゃ)」の2品種が主流だった。
どちらも同じぐらいの人気だった。

しかし、歴史的な冷害によって冷害に弱いササニシキが全くとれなくて、日本はコメ不足になった。
その苦い経験から、日本のコメ農家は、ササニシキ系をやめて冷害に強いコシヒカリ系(べちゃべちゃ)ばかりを作るようになった。

今スーパーで売ってるコメはほぼ全部がべちゃべちゃのコシヒカリ系
「あきたこまち」「ひとめぼれ」などなどメジャーなのは全部べちゃべちゃなコシヒカリ系

こんな歴史があって、家庭のチャーハンはべちゃべちゃになってしまった。
しかも必死で炒めれば炒めるほどべちょべちょになっていく。炒めるのに向いてない米なんだよ。

最後に料理博士の俺から豆な。
べちょべちょのコメでもぱらぱらに仕上がる簡単な方法。
それは「ごはんにマヨネーズをまぶしてよく混ぜてから炒める」
ただそれだけでいい。嘘みたいにべちょべちょせず仕上がるぞ。

そんな手間をかけてもササニシキで作ったチャーハンには及ばない。
チャーハンを作るのに最適なコメで一番手に入りやすいのは「あさひの夢」
まあ普通のスーパーじゃ手に入りにくいけどパラパラに仕上がるぜ。

まあがんばりたまえ。