ヒトの脳は3000年前に縮小した、その理由は......

■ ヒトの脳は出現以来大きくなったが、約3000年前に縮小した

研究チームは、ヒトの脳の進化の時間的パターンを解明するべく、サヘラントロプス、アルディピテクス、
アウストラロピテクスといった化石人類、前期更新世、中期更新世、後期更新世のヒト属、
現生人類が属するホモ・サピエンスの頭蓋骨985個のデータを分析した。

その結果、ヒトの脳のサイズは化石人類のホモ・エレクトス(直立人)が
最初に出現した約210万年前と更新世の約149万年前に大きくなったが、完新世に入った約3000年前に縮小した。

(中略)

知識が共有されたり、個々が特定のタスクをそれぞれ専門とする社会集団では、
脳のサイズが縮小するなど、脳がより効率的になるよう順応する可能性がある

https://news.yahoo.co.jp/articles/5711818bb766c0bb0bd414f245dd9fd70a3ca6b9