彼女は“元アイドル”にもかかわらず、テレビ番組で「愛人が20人いる」と打ち明けた。果たして、その真意とはなんだったのか。胡桃さんが言う。

「もちろん、テレビの影響力はわかっていました。いちかばちか、“今の自分”に賭けたというか。アイドル時代から応援してくれているファンはショックを受けて、離れてしまう可能性もある。でも、番組を見て新しくファンになってくれる人たちのほうが多いんじゃないかって」

 出演前にアイドル時代の関係者たちにも相談しながら、最終的にはマイナスよりもプラスになると踏んだ。

「昨年まで仮面をつけるグループに在籍していました。

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 そんな胡桃さんだが、番組内の「三度の飯よりイケメン大好き」で「愛人が20人いる」という爆弾発言の意味が気になった人も多いはずだ。愛人という言葉から、お金持ちのパパが沢山いるというふうに受け取る人もいるだろう。

「言い方を工夫した結果なのですが、いわゆる“愛人”ではなくて。男が20人いる状態。ただ、“彼氏”とか“彼女”みたいなのって、たんなる口約束じゃないですか。だから、その言葉自体にはあんまり意味がないと思っていて。

 そもそも飽き性だから元カレが17人いる。どうせ別れてしまうから、付き合うとか付き合わないとか、どうでもよくなってしまったんですね。結婚したいとも思わない。だからこそ、そんなに人数がいるんだろうけど。毎週会う人もいれば、月1回や年1回の人たちもいる。相手から嫉妬されることはあってもトラブルにはならない。

 タイプとしては、イケメンだけど、クセとか闇があるような人が好きですね。とはいえ、共演者の男性や裏方のスタッフ、ファンには手を出さないみたいな“業界ルール”は守っていますよ」

 いわゆる“恋愛”の概念や価値観に囚われず、人間の“感情”に対して興味があるという。

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「どんな演技でもできる女優になりたい。中性的なキャラとか、狂ったキャラとか、人の印象に残るもの。背が低くて貧乳で、私自身がアニメっぽいと思うので実写作品に出たいですね。

 そして、ただの女優ではなく、バラエティでも活躍したい。『有吉反省会』(日本テレビ)とか『アウト×デラックス』(フジテレビ)はもちろん、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)でイモトさんみたいなことがやりたいですね。


サバンナに行ったり、虫を食べたり、ずぶ濡れになったりね。元アイドルで可愛いのに“そんなことまでやっちゃうの?”って、常識を覆したい」

 常識の“枠”で整理しようとすれば追いつかない。「胡桃そら」を知ろうとすればするほど、まったく底が見えないポテンシャルモンスターだった。元アイドルからセカンドキャリアを歩み始めたばかりだが、彼女にとって、これは序章に過ぎないのである。