青森リンゴの知名度を高めようと、青森県がパズルゲーム「ぷよぷよ」の県産リンゴ版「ぷよりんご」をツイッターで公開した。
最大8品種のリンゴの登場に「青森県民でも即パニック」「区別が難しい」などの反応が相次ぎ、話題を呼んでいる。

ぷよぷよは、画面の上から落ちてくるブロックを同じ色でつなげて消していくゲームで、「ぷよりんご」ではブロックが県産品種のリンゴになっている。
より難易度を上げるため、ブロックは「ふじ」や「紅玉」など、あえて赤いリンゴだけにしたという。
ゲーム大手のセガが無料で公開しているプログラミング学習教材を使い、専門家からの協力を得て作成した。

難易度は三つに分かれ、「やさしい」で4、「ふつう」で5、「むずかしい」で8品種のリンゴが登場する。リンゴをつなげて消去すると、「とった量」としてスコアが表示される。

ツイッターの投稿は約2万6000件リツイート(転載)され、挑戦したユーザーからも、「難しい」との声や「13連鎖達成」など感想が寄せられている。

27日には、「王林」や「トキ」が降ってくる「青りんご版」も公開された。
県観光企画課の三上咲希子主事は「かなりの反響に驚いている。青森リンゴは種類も豊富でおいしいので、ゲームを通じて知って食べてほしい」と話している。


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