織田弾正忠信長、上杉不識庵謙信、下妻教部卿法印頼廉…戦国時代の武将のフルネームのかっこ良さは異常 [902666507]
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戦国武将が好きな方なら、一度ならず見聞きしたことがあろう「弾正(だんじょう)」という言葉。
信長の父・織田弾正信秀(おだ のぶひで)、信玄の家臣・高坂弾正昌信(こうさか まさのぶ)、足利将軍を暗殺した松永弾正久秀(まつなが ひさひで)……。
さて、この弾正とは官職で、何だかカッコいい響きですが、いったいどんな職務だったの?と訊かれると、即答出来る方は少なそうです。
京都洛中の「風紀委員」的存在だった弾正台
弾正とは律令制度において制定された弾正台(〜だい)の略称で、弾の文字は正と同じく「ただす」意味があり、京都洛中の風俗を取り締まる役職でした。現代で言えば、学校の風紀委員みたいなものでしょうか。
具体的には左大臣以下の非違を摘発し、天皇陛下に奏聞(そうもん。申し上げること)する権限を持っていましたが、検断権(けんだん。警察権&裁判権)は持っていませんでした。
そのため、いざ非違を見つけても天皇陛下に申し上げるだけで、当事者たちに手出しは出来ず、まさに「先生に言いつけるぞ!」という状態。やっぱり風紀委員程度の存在みたいです。
さて、そんな弾正台ですが、一口に弾正と言ってもその中にもランクがあります。
尹(いん/かみ):1名
弼(ひつ/すけ):大弼1名、少弼1名
忠(ちゅう/じょう):大忠1名、少忠2名
疏(そ/さかん):大疏1名、少疏2名
その他、さらに下級の台掌(だいしょう)や巡察(じゅんさつ)などの役があり、それぞれ正式に叙任された者や自称した者がいました。
【正式に叙任された戦国武将の例】
上杉謙信……弾正少弼
上杉景勝……弾正少弼
織田信長……弾正忠
松永久秀……弾正少弼
など。
【弾正を自称した戦国武将の例】
織田信勝(信長の弟)……弾正忠
真田幸綱(幸村の祖父)……弾正忠
高坂昌信……弾正左衛門尉(永禄2年・1559年以降、弾正忠に改称)
保科正俊(信玄の家臣)……弾正忠
など。
こうして見ると、朝廷から正式に叙任されている武将は堂々と弼ランクを名乗る一方、勝手に(あるいは主君から認められた限りで)自称している武将については、やや控えめに弾正忠を選ぶ傾向があるようです。
信長の家系は、代々「弾正忠」を自称してきたため「織田弾正忠家」とも呼ばれますが、それを正式に朝廷から認めさせたことで、祖先たちの想いを結実させたのかも知れません。
以下略
https://mag.japaaan.com/archives/134447/2 徳川二郎三郎家康
仙石原権兵衛秀久
長束利平衛正家 国司の職名と実際の領地が一致してる奴は"浅い"よな
伊達陸奥守みたいな センゴクは構成がおかしい気がするけどあれ打ち切りなんか
いきなりエピローグって言われても しかし、官職をよりプレステージが高いものにあげようとするの江戸時代でも大名家が
賄賂送ったり頑張ってるのちょっと受けるよな。 >>28
基本的にゴンベエと秀吉のダブル主人公だからその2人が関わらないエピソードはあまり本編でやらない
大きいエピソードは外伝でやるけど 官職名を入れてるだけじゃん
お前らも山田係長太郎とか名乗れよ >>28
作者「大幅カットしてエピローグ的なものにする」
5chスレ「はいいつものウソ」
って九州攻めあたりの時に書いてあった >>45
常陸、上総あともう一つは守がいないんだよな 石田治部とか大谷刑部みたいな微妙に格下っぽい朝廷役職の魅力 上杉不識庵謙信なんて言わないから
あれはセンゴクが不識庵だと誰ってなるから謙信ってつけてるだけ 私称官名が事実上の名前代わりになった挙げ句
江戸時代にはなんとなく官名っぽい通称だらけになって
後付けで平将門の宮廷で使ってた官名ってことにしてまとめたのが東百官 それはフルネームじゃなくて、職能じゃん
別に今だって名乗れる 今で言ったら田中巡査部長太郎みたいなもん?
そんなに格好良くないな >>20
信長も初めは上総守なのったのな
親王任国知って慌てて引っ込めたけど 昔の人の名前はその人の生涯存在証明そのものだからな
文字通りの名は体を表すものとして必要だった >>54
歴ヲタ界隈ではネット上で僭称してる奴がうじゃうじゃいる 官位をフルネームの一部と言うのは内閣総理大臣安倍晋三がフルネームって言ってるようなもん >>69
キラキラじゃねえよ
カッコつけて官職を僭称する行為自体は痛いけど読めない字じゃないから 中国だと自分で勝手に存在すらしない将軍号を考えて自称したりするが(有名なところで宇宙大将軍)
日本だとそういうのは滅多に居ない 出家してる武将の方がかっこいい。
三好政長→半隠軒宗三
武田信虎→無人斎道有 官職を名前の一部だと言っていいなら、今でもかっこいい役職はいっぱいあるけどね。
統括国税査察官とか皇宮警視正だとか特別矯正監だとか。
>>76
宇宙大将軍は厳密には自称じゃない。ちゃんと詔勅出て国家として認めている。
まあ文案見た皇帝は「宇宙なんて将軍号ありかよ!」と絶句してるけど。 惟任日向守とか挟めば皆かっこよくなるって要するにただの厨二病では? 細川右京大夫「すわ、大内左京大夫か?!」
↑
こういう関係かっこいいよね >>84
百歩譲って、「内匠頭」とか「勘解由」とか、朝廷内の技術職を名乗るのはまだ分かるけど(ホントは分からないけど)
国の受領を名乗るのは越権が過ぎるだろと 不識庵は和尚が決めたんじゃないの?
いくらでもかっこいいのつけ放題やんけ お前らも
山田自宅守祐介
とか名乗ってもいいんだぞ >>86
主水が名前
官職なんか貰えるはずもない下級武士が
それっぽい名前をよく付けた
榊原伊織とか >>84
忌み名を直接呼んではいけないって文化から来てるんじゃない
だからおかしな言い方だけど公に自称するんだよ
「みんな俺のことは○○守って呼んでね」って
忌み名が知れてる有名人の方がむしろ一握りで
苗字と官職名しか知られてないマイナーな人達が大勢いる 勝手に官職名乗るとかバサラすぎるわ
今で言うなら安倍警視庁官晋三とか安倍財務次官晋三みたいなもんだろ 武将の名前「どういう読み方が正しいのか」がよく分かってない武将多い説
最上義光みたいに自分が出した手紙に平仮名で「よしあき」って書いてあったりしたんで
「コイツよしあきって読むんやな」って分かったケースはそんなに無いんだっけ >>85
うちの殿様が天下取ったらこの国を貰うとか一種のシャドー内閣みたいなものなのか?同時期に○○守が二人も三人も居たりするのかな? >>96
義光をヨシアキとはちょっと違うけど
豊臣を豊家と書いてホウケと読んだり豊太閤と書いてブンタイコウと読んだり
意味が通じりゃあんまり読みとかにこだわりは無かったんじゃね
公文書の発給にわざわざフリガナなんてふらないしな >>97
自称もたくさんあるし、朝廷自身も定員1名のポストをいろんな大名にばら撒いてる
いわゆる売官ってやつ >>100
んー。一つの大名の家臣の中で同じ官名僭称があったかどうかって事なんだけど? 安倍さんだと前内閣総理大臣安倍朝臣安倍晋三
死ぬとおそらく位階追贈されて前内閣総理大臣正二位安倍朝臣安倍晋三になる >>101
>>1にも書いてあるが武田の高坂昌信(逃げ弾正)と保科正俊(槍弾正)
加えて真田幸隆(攻め弾正)で武田の三弾正 >>100
売官ならまだ一応朝廷の認可受けてるわけだしわかるけど勝手に名乗ってるのがな >>101
ぶっちゃけ将軍の家臣である旗本にばらまくだけでも
官位の定数では足りないんじゃ… >>104
武家官位と言って
江戸時代は武家の官位は定員外で何人でも受任できる >>103
なるへそ。ただの渾名だなもう。どうせなら朝鮮王とか南蛮王とかつければいいのにw >>97
自称の官職を成功した後に正規で貰うこともあるからそういう意味合いもあるだろうけど
たいていの殿様は朝廷から正式に官位をもらってるし
殿様はグループ企業の本社から任命されたら傘下企業の社長みたいもんで
家臣の場合はその社長の裁量で現地で任命される課長や部長みたいな管理職みたいな感じなんじゃね
あくまでその国内での一族の総領家であることを示すための官職自称だし
例えば日本全国に大学頭の官職を名乗る人は居たとしても嫌儲国ゆうちゃん家家臣のぱそこん大学頭はただ一人だから大きな不都合はないのだろう
今で言えば日本中に総務部長の肩書を持つ人は色んな役所や企業に沢山いるけど
どこの会社の総務部長か所属が名刺に書いてあれば別に混乱をきたすことはないのと同じなのでは >>34
少弍は通称、名字は武藤、本姓は藤原
従五位大宰少弍藤原朝臣武藤資元 どこがカッコいいのか理解できない
やたら長いだけじゃねえか >>114
やはりポチとかコロとかがカッコいいよなw いかめしいドイツ語の名前がカッコいいとか言ってたオタク的感性と似てるのかな、世界的にはドイツ語は芋臭いわけだけど マンガのセンゴクでこれ多様されてるけどぶっちゃけちょっと変だよなあれ、あと喋り方もインチキ漢文読み下しみたいでなんだかなと感じた 官職なら織田信長弾正忠にならんのか?
なんで名字と名前の間に入れるんだろ 自称官名が許されてるのがすげえ
というか自称が許されるぐらい権威が喪失してるのに
その官名には縋ってるのが不思議というか 守護や守護代を下剋上で追い出した武将が○○守とか名乗るのは分かるけど
信長とかがいきなり上総介とかは意味わからんよな
親から貰ったものでもないんだろ?
今で言うとその辺のヤクザや暴走族が「オレ東京都知事な!」「俺は環境大臣!」とか勝手に名乗るような感覚? >>126
今川が上総介だったからじゃあ俺はその上の上総守を名乗るわってやった
ケンモオークションみたいな感じだよ
あとで上総守って役職なかった事に気がついて上総介に変えたのもケンモオークションっぽい >>123
関東管領になってくれやーって頼み込まれた長尾の景虎が上杉の政虎にならなきゃいけなかったように
官職は「人」に与えられるものじゃなくて「家」に与えられる世襲の下賜物だから
まず家と官職が先行して、その後でそれを前家長から継承した現当主や一門は名前誰ちゃんがやってるねん?の形になる 「かみ・すけ・じょう・さかん」で覚えたが今使われてないの? 織田って実際は物部氏か藤原氏の庶流の出だからな
それなりの家なんだよ本来でも >>127
百人一首のこの人いったい誰だったんだと今検索したら
保元の乱でお馴染みの藤原忠通でああってなった 姓・家名・役職・本名・通称の順だっけか、この辺りを意識するとフランスやイタリアの糞長ネームも割と簡単に理解できる様になる 明智光秀は朝廷から惟任姓を貰った後はどう使い分けていたんだろう?
それとも明智ではなく惟任日向守と名乗ってたの? >>96
諱を読む、呼ぶ事はないから
読みはどうでもいいんだよね >>144
秀吉は極官関白でさらに辞してたし
官位相当で
正式にはどうなるんだろ >>102
逮捕されるので無位無官で生涯終えるだろ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています