米S&P500指数、来年の調整リスク「高まっている」−BofA
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d3778cbeef5065bb01d97e4412fbb240e42efd9
(ブルームバーグ): 米金融当局が利上げに向かっていることから、株式投資家にとってリスクが増しており、S&P500種株価指数は来年に調整に入る可能性が「高まっている」と、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のサビタ・スブラマニアン氏が語った。
BofAセキュリティーズの米国株・クオンツ戦略の責任者を務めるスブラマニアン氏は3日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「S&P500種の配当利回りは、1−2年後に想定される現金利回りを下回っているのが現在の市場環境だ」と主張し、「弊社のエコノミストは、向こう2年ほどで8回の利上げがあると予想している」と述べた。
投資家が保有すべきなのは金利上昇や市場のボラティリティーに耐えられる企業の株式だが、「必ずしもS&P500全体を持ちたがる必要はない」と指摘。「短期的に、または向こう12カ月で10%の調整が入る可能性は高まったと考えている」と続けた。