コラム
2021年12月4日
1本1万円以上の傘が、なぜ3年目に10倍も売れたのか
週末に「へえ」な話
国内のアパレル市場が苦戦している中、「D-VEC(ディーベック)」というブランドが注目されている。2017年に1万円以上の傘を発売したところ、売れに売れているのだ。事業責任者にヒットした理由を聞いたところ……。
[土肥義則,ITmedia]
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 国内のアパレル市場が大苦戦している。矢野経済研究所のデータを見ると、2020年の市場規模は7兆5158億円で、前期比81.9%と大幅に減少しているのだ。新型コロナの感染拡大によって、百貨店のシャッターはガラガラ閉店となってしまい、サラリーマンはテレワークによってスーツを脱いでしまい、外出自粛ムードでオシャレをすることに関心が薄れてしまい。

 ちなみに、アパレル市場のピークはバブル期に迎えていて、そのときの市場規模は約15兆円。ということで、ピーク時に比べ、いまはほぼ半分になってしまったのである。

https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2112/04/news010.html