新型ウイルスのワクチン接種、「毎年、何年間も必要に」 米ファイザーCEO
https://www.bbc.com/japanese/59488360
米製薬大手ファイザーのアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスnワクチン接種について、今後何年にもわたって毎年必要になる可能性が高いと、BBCの単独インタビューで語った。
ブーラ氏はワクチン接種をしたがらない人々に向けて強いメッセージも発した。
「(ワクチン接種を)恐れている人たちに伝えたい。人間の感情の中で、恐怖よりも強いのは愛だけだ」
「なので私はいつもこう言っている。ワクチンを接種するかどうかという決断は、あなたの健康だけではなく、ほかの人の健康、特にあなたが一番に愛する人たちの健康に影響を及ぼすことになると。あなたはその人たちと接するからだ」
「だからこそ勇気を出して恐怖心に打ち勝ち、正しいことをしてもらいたい」
ブーラ氏は最近、米連邦捜査局(FBI) がブーラ氏を詐欺容疑で逮捕し、同氏の妻がファイザー製ワクチンの副作用で死亡したなどといった奇妙なフェイクニュースの標的となっている。これらの話はいずれも事実ではない。
「言うまでもなく、私がFBIに逮捕されたという最初のニュースには笑いました」
「2つ目の、妻が死んだというニュースには、妻の写真が掲載されていて本当に(腹が立った)」
「自分の子どもたちのことが心配で電話をかけようとしたけど、息子とはつながらなかった」
「私たちの経験は、あの人たちが出したくだらない記事のせいで失われるであろう命に比べれば何でもない。私の妻がワクチンで死んだと本当に信じる人がいるだろう。(中略)でも実際は妻は元気だ、ものすごくね」