「練馬大根」の天日干しが最盛期…甘く歯ごたえあるたくあんに

 東京都練馬区の農家で、たくあんを作るための「練馬大根」の天日干しが最盛期を迎え
ている=写真、三浦邦彦撮影=。

 練馬大根は江戸時代から地域の特産品として育てられてきたが、近年は生産量が減り、
「幻の大根」とも呼ばれる。 渡戸わたど 章さん(87)の庭先では、ひもでつるされた
大根がズラリと並び、天日と冷たい風で約2週間干した後に漬け込むと、甘く歯ごたえの
あるたくあんになる。

 渡戸さんは、「今年は台風もなかったので、大根も大きくて豊作です」と笑顔で話して
いた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211204-OYT1T50115/