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なぜ富士通ブランドのChromebookが誕生したのか?「FMV Chromebook 14F」の狙いを聞く

FCCLが発売したChromebookは、量販店などで販売する「FMV Chromebook 14F」と、富士通ショッピングサイト「WEB MART」などで発売するウェブモデル「FMV Chromebook WM1/F3」で構成される。いずれも、インテルCore i3-1115G4プロセッサーを搭載しているが、これとは別に、Amazon.co.jpだけで販売されるインテルCeleron 6305(TGL U)搭載モデルも用意されている。

 FCCLでは、今回の製品をコンシューマ向けに位置づけている。NECやシャープ(Dynabook)といった国内ブランドでもChromebookが発売されているが、これらは企業向けや教育分野向けと位置づけられており、コンシューマ向けとした今回のFCCLのChromebookとはターゲットが異なる。国内メーカーがコンシューマ向け専用に発売するChromebookは、これが第1号製品になるという。

 また、Chromebookには、機能を強化した上位区分として、Plus Chromebookと、最上位のPremium Chromebookがあるが、今回の製品はPremium Chromebookに準拠。マルチタスクや高度な処理もスムーズに行なえることを前提としたスペックになっているのが特徴だ。

 FMV Chromebook 14Fでは、先に触れたように、インテルCore i3 1115G4プロセッサーを搭載し、8GBのメモリ、128GBのSSD、14型ワイドタッチ対応フルHDディスプレイを搭載。価格は、8万2,280円となっており、Chromebookとしては高価格帯のレンジに入る。
では、なぜ、FCCLは、Chromebookを搭載したのか、そして、なぜChromebook PREMIUM仕様の製品だけを投入したのか。

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