安定的な皇位継承の在り方を議論する政府の有識者会議が岸田政権になって初めて開かれ、4カ月ぶりに議論が再開されました。年内に最終報告書をまとめる方針です。

 岸田総理大臣:「本年7月、今後の整理の方向性を示して頂きました。この方向性をもとに最終的な取りまとめに向けて引き続き十分に議論をして頂きたく存じます」

 会議では皇族の数を確保するため、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案と皇族による養子縁組を可能とする案の2案を軸に検討が進められています。

 清家座長は有識者会議の最終報告書を年内に取りまとめたいとしています。

 岸田総理は有識者会議の議論の結果を尊重する考えで、最終的な報告を受けたうえで政府としての見解をまとめ、来年の通常国会で報告する方針です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b38b5636e41ac2af7f85b591bfa92041d0d2a749