【独自】龍角散「セクハラ調査で解雇」裁判 法務担当の元部長と会社、解決金6000万円で和解成立
12/6(月) 14:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/eace178bc990650574fb66567f21a243fd4f50e5

大手製薬会社「龍角散」の法務担当の元部長が、
「社長のセクハラ調査を始めた直後に解雇されたのは不当」として訴えを起こした裁判で、
会社側が解決金を支払う形で和解していたことがわかりました。

この裁判は龍角散の法務担当の元部長の女性が、
「忘年会で社長による従業員へのセクハラ行為を調査しようとしたところ不当に解雇された」と主張し、
解雇無効などを求め提訴したものです。

裁判で会社側は「セクハラは認められなかった」などと争う姿勢を示していました。

この裁判について今月1日、会社が元部長に6000万円の解決金を支払うことなどで
和解が成立していたことが関係者への取材でわかりました。

龍角散は、「当社の主張は従前より一貫しておりますが、諸般を考慮し、和解に応じました」とコメントしています。

一方、元部長の代理人弁護士は、
「解雇無効を前提に、会社が、定年までの給与相当の解決金を支払う形で和解した」としています。