工事現場で鉄板を盗むなどしたとして、富山、新潟、長野の3県警の共同捜査班は2日、長野市の無職の男(42)を窃盗の疑いで再逮捕し、黒部市、金属買い取り販売業の男(25)を盗品等有償譲受の疑いで逮捕した。

 発表によると、無職の男は9月18日未明、新潟市の建設現場で重さ1・6トンの敷き鉄板(縦6メートル、横1・5メートル、厚さ2センチ)5枚を盗んだ疑い。
買い取り販売業の男は同10日と18日、富山県入善町内の金属買い取り販売所で、持ち込まれた敷き鉄板10枚を約50万円で買い取った疑い。

 無職の男は容疑を認めているが、買い取り販売業の男は「鉄板が盗んだものであると知らなかった」と容疑を否認している。
無職の男は別の工事現場から鉄板を盗んだとして、10月と11月に逮捕されていた。
同様の被害は3県で相次いでおり、共同捜査班が関連を調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20211202-OYT1T50286/