【北京時事】中国で2021年のインターネット十大流行語が発表され、中国共産党結成までの歴史を描いた連続ドラマのタイトル「覚醒年代」がトップに選ばれた。

中国メディアが7日報じた。「神ってる、神のようにすごい」を意味する「YYDS」や、競争社会に疲れた若者らの間で広がる「寝そべる」という意味の「※(※身ヘンに尚)平(タンピン)」もランクインした。

「覚醒年代」は党創立メンバーの毛沢東らが主役のドラマ。7月の党創立100年に先立ち、国営中央テレビなどが2月に放送を開始した。

「YYDS」は「永遠的神」の発音表記(ピンイン)の頭文字をつなげたもの。東京五輪で中国選手が活躍した際などに使われた。

「タンピン」は、習近平政権が経済成長の阻害要因になるとみて広がりを警戒している。中国紙・北京日報は「タンピンは奮闘の道のりの小休止にすぎない。エネルギーを蓄積して再出発するためのもので、現代人の日常生活ではない」と注釈を付けた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9000546ed31311a1177f257fcc36b7646f05e529