維新支部、村上世彰氏からの献金額訂正 150万円分「誤記載」
https://mainichi.jp/articles/20211208/k00/00m/010/326000c
日本維新の会は8日、共同代表の馬場伸幸衆院議員(大阪17区)が代表を務める政党支部が、2020年に投資家の村上世彰氏から150万円の寄付を受け取ったと誤って記載していたと発表した。実際には馬場氏の個人後援会に寄付されたものだったという。1日付で政治資金収支報告書を訂正した。

 維新の党本部は村上氏から同年に2000万円を受領しており、誤記載だった政党支部への150万円を加えると、政党が1個人から受け取れる政治資金規正法の上限額(年間2000万円)を超える寄付を受けた形になっていた。
 総務省や大阪府選管が公表した収支報告書によると、維新の党本部は20年10月26日に村上氏から2000万円の寄付を受領。さらに、馬場氏が代表を務める政党支部「日本維新の会衆議院大阪府第17選挙区支部」にも同27日、村上氏から150万円の寄付があったと記されていた。

 馬場氏は、政党支部に対する150万円は実際は自らの個人後援会への寄付だったと説明。本来は後援会の収支報告書に記載するはずが、事務所のミスで政党支部の収支報告書に誤って記載したとしている。