敦賀ふぐ出荷最盛期 敦賀湾


日本海側最北端のフグ養殖地として知られる敦賀湾で「敦賀ふぐ」の出荷が最盛期を迎え、丸々と育ったトラフグが次々と水揚げされている。
 敦賀ふぐは低水温の湾内で育つため身がより引き締まるのが特徴。今季は六万〜七万匹の出荷を見込む。
 敦賀市手の漁港では七日、生産者ら約十人が、沖合から運んできたいけすのトラフグをたも網ですくい上げ、トラックの水槽に入れていった。この日は一キロ前後の約千四百匹を大阪方面に出荷した。
 出荷は二月ごろまで続く。県漁連敦賀支所販売課の浜頭寿成さん(40)は「てっさや鍋も良いが、唐揚げはボリュームがあって特においしい。フグのフルコースを提供する市内の民宿などでぜひ味わってほしい」とお薦めする。

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