「1票差」落選の尼崎市議、申し立てで再点検 2票減って「3票差」に

6月の尼崎市議選(定数42)で1票差の次点で落選した無所属元職寺坂美一氏(45)が確定票の取り消しを求めた問題で、
県選挙管理委員会は8日、本人の申し立てを棄却したと発表した。決定は6日付。
票を再点検した結果、当選した無所属新人迫田敬一氏(50)との得票差は「3」に広がった。
県選管は11月11日に2人の有効票と無効票を再点検した。
1913票だった迫田氏については、尼崎市選管に無効とされた「さこたけんいち」の1票を有効としたが、有効とされた「さど」を無効とし、結果的に増減なしとなった。
一方、1912票だった寺坂氏については、有効とされた「寺坂けんいち」「寺坂かずひろ」の2票を無効とし、得票は2票減って1910票となった。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202112/sp/0014900361.shtml