「自己愛性パーソナリティ障害」の人は、「自分は特別な存在である」という肥大した自己意識(誇大自己)を持っていて、「偉大な自分」にふさわしい華々しい成功を夢想しています。
現実の自分が活躍できないのは、周りが自分を正当に評価しないからと人のせいにします。自信家である半面、批判されることを嫌い、聞き入れません。
親切に教えてくれているのに欠点を指摘されたと捉えて激しく反撃に出たり、暴力をふるうこともあります。自分の非を受け入れられないのです。
「自己愛性パーソナリティ障害」の過剰な自信や万能感は、幼いころの未熟な自己愛が自分を守るために残ったものです。誇大ともいえる自信を振りかざしてはいますが、心の奥には、「傷ついた自己愛」があるのです。
自己愛性の人をうまく支えるコツは、支える人が本人の素晴らしさを映し出す「賞賛の鏡」となることです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1aaf6d84645e7ffdc7987b6505811c5c8c94d4b2
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