『ダイ・ハード』新作が頓挫、ディズニー買収の余波で ─ 若き日と現代のジョン・マクレーンが登場する内容だった

ブルース・ウィリスの看板シリーズ『ダイ・ハード』の新作が、“不運”なことに頓挫してしまったようだ。

シリーズ第6作となるはずだったこの企画は『マクレーン(原題:McClane)』の名で、主人公ジョン・マクレーンの20代と60代のふたつの時代が描かれるという概要が伝えられていた。脚本家に『ダイ・ハード4.0』(2007)を手がけたレン・ワイズマンが起用され、プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラもR指定作品として製作に乗り気になっていた。

これが伝えられたのは2018年末のことだが、その後『ダイ・ハード』の21世紀フォックスはディズニーに買収されて事情が急変。やる気充分だったボナベンチュラはこの度、米Polygonに「実現しません」と話し、企画が立ち消えになったことを明かしている。ボナベンチュラは、ディズニー傘下となった20世紀フォックスの『ダイ・ハード』シリーズについて「彼らの計画がどうなっているかはわからない」としている。

もしも『マクレーン』が実現していれば、「若き日のジョン・マクレーンが登場し、ブルース(・ウィリス)も起用できた。すごく面白いアイデアでしたよ」と惜しんでいる。「(若き日と現在の)両バージョンのマクレーンに会えるんです。ちょっと『ゴッドファーザー PART II』(1974)みたいな感じかな」。

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