https://cpplover.blogspot.com/2014/02/blog-post_10.html
さて、東京に引っ越して数週間たった。結論から言うと、東京は住みにくい。

東京に来てまず気がついたのは、メシのまずさだ。どの飯屋に入っても、京都より数百円高い上に、クソまずい。私は未だに、東京でまともなメシ屋を発見したことがない。それは、何万円も払うような店ならば、少しは違うのかも知れないが、私はそんなごちそうを食べたいのではない。普通のメシを普通の値段で食べたいのだ。東京の飯屋は、800円や1000円も取る割に、どうやったらこんなにまずく作れるのだと疑問に思うほどまずいメシしか出てこない。

色々と考えた挙句、結局、東京には出汁という文化がないのではないかという結論に達した。東京には油か醤油の薄め液しかないのだ。

とくに、うどんとそばが最悪だ。そばはまだともかく、うどんはつゆの良し悪しで味が大きく左右されるというのに、東京の飯屋のめんつゆは、醤油の薄め液のようなものしか出てこない。パスタにケチャップをかけて食うのじゃあるまいし、一体この文化のなさはなんだろう。めんつゆというのは、極端に言えば出汁だけでいいのだ。醤油などいらないのだ。

ラーメンもマズい。思えば、京都はラーメンが美味かった。私は歳のせいか、脂っこいものはあまり食べないのだが、それでも、京都でたまにラーメンを食べると美味しく感じた。しかし、この東京では、まともなラーメンを食べることができない。

結局、東京では一見さんだけを相手に商売できるので、マズい飯屋が自然に淘汰されないのだろう。そして、文化のなさにより、まともなメシをつくる誇りすらない。

そして、売っている食材も、あまりよろしくない。野菜や豆腐のようなものは、かなり地域性がでるものだ。東京で売っている食材はマズい。

なるほど、京都に住んでいた時、就職したが東京の本社で働かなければならなかったので、やめて京都でぶらぶらしているという人間が何人かいたのは、このせいでもあるのだろう。

東京はモノがあふれていて、何でも手に入るので便利ではあるのだが、普段食べるまともな食事という点では、極めて劣っている。

電車の問題は、いまさら私が書くまでもあるまい。