映画『ラストナイト・イン・ソーホー』(公開中)、今年最も期待値の高いホラー作品だけど、色んな要素詰め込みすぎて支離滅裂 [157470334]
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【「ラストナイト・イン・ソーホー」評論】
#MeToo以降の視点を色濃く感じさせる、ライトの趣味性が炸裂した面白ホラー!
エドガー・ライトは基本的に「男どもがわちゃわちゃする映画」で評価を築いてきた。
過去作でも魅力的な女性像を打ち出していたとは思うが、主人公は基本的にオタク的な男性で、
ライトの分身のような存在だったと思っている。
それだけに、「ラストナイト・イン・ソーホー」が二人の女性を主人公に、
#MeToo以降の視点を色濃く感じさせる作品であることに驚いた。驚いた、というと失礼に当たるかも知れないが、
ライト自身が「いくつになっても大人になれない男たち」を描き続けてきたのだから許して欲しい。
主人公はファッションデザイナーになろうとロンドンにやってきたエロイーズと、
彼女が夢の中で出会う歌手志望のサンディ。エロイーズは現代、サンディは1960年代と違う時代を生きているのだが、
エロイーズは次第にサンディが実在し、恐ろしい事件に巻き込まれたのだと確信するようになる。
主要なテーマを脇に置けば、本作はみごとなまでにライトらしい趣味性が炸裂した青春、音楽、ホラーの混合物だ。
ダリオ・アルジェントやマリオ・バーヴァらジャッロ映画の大家たちへのリスペクト、スウィンギング・ロンドンと
呼ばれる60年代カルチャーへの憧憬、そして今回も全編がライトが選曲したポップソングに満たされている。
現代のエロイーズと50年前のサンディを繋ぐ“鏡”の演出にも目を瞠る。工夫を凝らした映像トリックが矢継ぎ早に繰り出され、
ほとんどアナログで撮影されたというのがにわかには信じられない。どのショットも遊び心に満ちており、
ライトがいかに映画作りを楽しんでいるのかが伝わってくる。
しかし本作を語る上で、「ライトが面白おかしいホラーを作った!」と騒ぎ立てるだけでは不十分といえる。
ライトは大好きなジャンル映画を入口に「男社会に搾取されてきた女性たち」というシビアな現実に向き合っており、
それはもはやただのエンタメとして消費できない問題だからだ。
おそらく本作でのテーマの扱い方については、称賛する人もいれば苦言を呈す人もいるだろう。
旬の若手であるトーマシン・マッケンジー(『ジョジョ・ラビット』)とアニャ・テイラー=ジョイ
(『クイーンズ・ギャンビット』)の輝きが詰まっていることも、筆者には諸刃の剣のように感じた。
とはいえライトが新しい視点に立って、映画作家として次の段階に進んだことは間違いない。
われわれ観客側も、本作をどう受け止めるのかが試されているのだと思っている。
https://eiga.com/news/20211212/3/ エドガー・ライトなあ
ショーンオブザデッドは面白かったけど マジで脚本には期待するな
女優の可愛さと映像の綺麗さを楽しむ映画 >>67
煽りじゃなくてマジでプロミシングヤングウーマンとどこが同じなのか教えて欲しい
あらすじもオチも約束された将来っていうネタも違うし、どこに同じ意味を見出したの? >>72
女が男に無理やりセックスされて復讐するってとこだろう
こういう人にとってシナリオの構造や背景、舞台設定、演出はどうでもいいんだよ
また男が悪者にされてる!女の復讐劇で男が殺されてる!って発狂してるだか 最初に60年代と繋がってからの一連のシーンがとにかく素晴らしかったわ。ここだけで劇場で見た価値あった。
撮影監督オールドボーイとかお嬢さんの人なのね、めちゃくちゃ納得した。 >>7
女が悪人という描写じゃないだろ
性搾取されたが故に相手を殺めた犯人に最後指でツンってしてるし
どっちかというと共感して犯人を許そうとしたけど、
殺されかけたっていう話 ベイビー・ドライバーがエドガーライトの個人的な音楽の趣味に付き合わされてるだけでしょうもなかったたし
男に搾取される女の映画ならプロミシング・ヤング・ウーマンという傑作があるからパスしても良いのかな? あのサンディのオチはさ、こういうスリラーだとひたすら被害者として殺される事で消費されてきた過去の創作物のヒロイン達の立場を反転させる事で救おうとしたのかなとか考えたんだけどさ
やっぱそこまで積み上げてきた物語のスジとはブレちゃう感覚はあるよね
そこからの赦しもなんとなく爽やかなラストシーンへの繋がりもやっぱりちょっと強引に見えちゃう
>>76
女が悪人というか”女も”悪人という描写にしてしまうと
なんかテーマがよく分からないね
60年代の一見華やかに見えるソーホーという世界で、実は女性が性搾取されていましたというのが
この映画の一番肝心な部分(テーマ)だと思うけど、それが女性の側もセックスさせられた相手を全員殺していましたでは
殺されたおっさん達も性搾取していたクズではあるけど、女の側もクズで
それなら”どっちもどっちでしょ”みたいな結末になってしまう
なんだかテーマがぼやけてしまってない? >>79
飼い慣らされた女性が皆相手を殺害していた訳ではなく、
そういう事をしたのはサンディだけ
サンディはホラー映画のメインだったということ
それと、芸能と性搾取という現代にも残る表裏一体の暗部を描く事は別と捉えてもいいと思う
逆に言うとサンディが殺されてたとしたら、
それこそ何の面白みもない憐れむだけの映画だし >>77
ベイビー・ドライバーまじつまらんかった
似た内容のドライヴの方が面白い 映画として色々ぶち込んだ結果
結局、なにが言いたいのって映画は良くあるね 映画館で見た方が楽しめるって
それ結局雰囲気だけってことか 主人公はサイコメトリーの能力持ちだったってことでいいの? >>85
シナリオも先が読めない面白さがある
総合的にはいい映画だから映画館で見る価値があると思う まぁ、深く考えないで娯楽映画としてみれば、面白いよ。
だから、行く前にオチを知ったらダメ > 彼女が夢の中で出会う歌手志望のサンディ。エロイーズは現代、サンディは1960年代と違う時代を生きているのだが、
> エロイーズは次第にサンディが実在し、恐ろしい事件に巻き込まれたのだと確信するようになる。
これ半分君の名は。だろ >>85
>映画館で見た方が楽しめるって
>それ結局雰囲気だけってことか
それは論理的に間違っている場合がある
0が+1になるならそうかもしれない
+1が+2になるなら雰囲気だけってことはない 昨日見て来たがまあ中途半端だったなあ
期待が大きすぎたかもしれん >>87
そういうことなんだろうけど
最後の最後までよく分からないまま終わるよな
本人はその能力をちゃんと自覚してるのか 黒人のやつはだいぶ理解のある彼くんだな
フツーならヤバくて逃げるわ 黒人のいい人感はよかったな
今どきの若者って感じで >>81
やっぱりエドガーライトってレフン意識してるよな?
オンリーゴッドもその年の年間ベストに入れてた覚えある エドガーライトは基本コメディの人だし
レフンとは方向性が違うでしょ 田舎vs都会、いじめられっ子vsいじめっ子、現実vs妄想、女vs男
いくつも対比があるのに、ちゃんと回収されないままだな 図書館でムカつくルームメイトから人殺し扱いされた後どうなったんだろう?
すげー投げっぱなしだよな >>101
あれはあの後和解したんだろ
ラストのシーンでちょっと挨拶してたし >>101
あのルームメイトは本来もっと痛い目に遭わないとホラー映画としては筋が通らないと思いつつ劇場を後にしました 「過去のカルチャーに対する無邪気な憧憬」「実はその裏にあった悲惨な現実」この二つを体験した事が主人公の創作活動にどんな作用を及ぼしたのかが全然よくわからんのよね
これがこの話の幹の部分じゃないかと思うんだけどね
なんか最後だけフワーっといい感じになるけどさ これよりもマリグナントのほうが圧倒的におもしろかったわ マリグナントと比べてる人そこそこいるけどジャンル違わない?
あっちは80〜90年代のモンスターホラーじゃん トーマシンマッケンジーはあっちゅうまに売れっ子じゃな
足跡はかきけしてのころはまだ子供だったのに >>90
この紹介文て実際見た感じとだいぶズレてんだよなあw >>85
ネットによくいる難癖バカの典型
なんだって映画館で見たほうが楽しめるに決まってるだろうがw
本当にバカじゃないの 60年代ソーホーの雰囲気と煌びやかなショーのシーンは本当にうっとりするくらいよく出来てるから特に音響の良いところで見るといいと思う >>114
それは遊園地のアトラクション的な楽しみ方しか考えないからじゃない
物語を見て考えるということならどこで見ようが関係ないと思うが トーマシーンて人がシーン毎に見た目ガラッと変わってて面白かった
最初の田舎少女みたいなのなんか凄くかわいい >>111
ジョジョラビットでもやたら可愛かったよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています