岸田文雄首相は17日の参院予算委員会で、国土交通省が建設業の毎月の受注動向を示す「建設工事受注動態統計」を書き換えていた問題に関し、第三者委員会の調査が終わった段階の対応として「必要があれば他の統計もしっかり調査を行っていく」と表明した。
共産党の小池晃書記局長が国の全ての統計について調査を要求したのに対して答えた。
小池氏は、統計データの書き換えをいつ、誰が、なぜ指示したのか再三追及。斉藤鉄夫国交相は「確認できていない」として、指示が書かれた文書の存在を含めて第三者委員会で調査するとの説明を繰り返した。
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