H2Aロケット45号機、今夜打ち上げ 種子島宇宙センター、作業は順調
2021/12/22 06:30

三菱重工業は22日午後11時33分、英国の衛星通信サービス会社の衛星を載せたH2Aロケット45号機を、南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げる。
打ち上げ予定時間帯の周辺の天気は晴れ一時曇りの予想。

 三菱重工業によると、打ち上げ準備作業は順調に進んでいる。
22日午前5時ごろから整備組み立て棟の機体を第1射点に移動させ、午後2時ごろから推進薬の充填(じゅうてん)などを始める。

 搭載するのは、インマルサット社の第6世代通信衛星「Inmarsat−6」シリーズの初号機。
同社の衛星のうち最も大型の商用通信衛星で、世界中で利用されている衛星通信サービスの利便性を向上させるという。
打ち上げから約26分後の分離を目指す。

 45号機は全長53メートル、重さ442トン。海外から受注した衛星や探査機を載せるのは5件目。
21日の打ち上げ予定だったが、天候の悪化が予想され延期した。予備期間は来年1月31日まで。

 H2A打ち上げは2005年の7号機から38機連続で成功している。

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