“スペースジェット”開発体制をさらに縮小へ 三菱航空機が従業員を半減方針
12/23(木) 11:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/b302793db010dbc1d52f3e953eb0b597e66357b1

国産初の小型ジェット旅客機「スペースジェット」の開発を凍結している三菱航空機が、
来年、従業員を現在の半分ほどに減らすことがわかりました。
開発再開のめどが立たない中、体制の縮小を進めています。

関係者によりますと、削減によって、三菱航空機の従業員は、
現在の半分ほどの100人以下になります。

「スペースジェット」をめぐっては、去年10月、新型コロナウイルスの影響で、
機体の需要が見通せないなどとして、開発の一時凍結が発表されました。
その後、人員の削減が進められていて、今回もその一環です。

対象となる従業員の一部は、親会社の三菱重工業に配置転換される予定です。

また、開発再開の見通しが立たない中、機体の尾翼を量産する製造拠点にしようとしていた、
三重県内の工場の一部が、売却されたことも明らかになっていて、
開発体制の縮小が進められています。