兵庫県明石市の住宅から高齢の男性とみられるミイラ化した遺体が見つかり、警察はこの家に住む息子2人を逮捕しました。

明石市鳥羽の住宅で22日、「高齢者の自宅を訪問したら同居する息子が会わせてくれない」と市の職員から通報があり、警察が1階の和室からミイラ化した遺体を見つけました。

遺体はこの家に住む山田健一さん(80)とみられ、警察は、同居していた長男の山田和人容疑者(49)と、次男の拓人容疑者(42)を死体遺棄の疑いで逮捕しました。

和人容疑者は、「父が死んでいたことは知らなかった」と容疑を否認しています。

一方、拓人容疑者は「父の年金を頼りに生活していたので、届け出ると年金を止められると思い黙っていた」と話していて、警察は、年金を不正受給していた詐欺の疑いでも調べています。

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