https://news.yahoo.co.jp/articles/0339a3adb8c236e61a26e9def85c31b29cf5df1e
韓国で自治体支援の「小さな結婚式」が人気
韓国では、新型コロナウイルス感染症事態の長期化により、自治体の支援する「小さな結婚式」を好む市民たちが増えている。
きょう(23日)ソウル市中部公園緑地事業所によると、2017年から2020年まで年平均11件の小さな結婚式が行われて来たが、ことしは38組がこの結婚式を申し込み、すでに30件の結婚式が執り行われた。来年はさらに40%増加の42組の結婚式が執り行われる予定である。
このように自治体による野外結婚式が注目されている理由は、新型コロナ事態の長期化により「小規模結婚式」への人気が高まっているためだとみられる。
ウェディング業界の関係者は「新型コロナ事態の長期化により室内結婚式よりも野外結婚式を、大規模よりも小規模結婚式への人気が高まっている」とし「室外庭園で野外結婚式が可能な所の予約件数も増えている」と説明した。
インチョン(仁川)でも野外結婚式への需要が増えている。この日、仁川市によると、ことしの「小さな結婚式支援事業」には計27組が申し込み、そのうち20組に対し結婚費用の一部が支援された。昨年は16組がこの支援を受けたが、今後は他の申請者たちとの競争を経て支援を受けることになる。
仁川市は市内の在住期間・参加人数・企画実行の可能性・申請動機の主旨などを審査し、支援対象を選定している。
また仁川市は参加人数が100人以下の「小さな結婚式」を行なう新郎新婦に、スタジオ撮影・ドレス・メイクアップなどの費用のうち100万ウォン(約9万6000円)を支援する。さらに市内の様々な式場場所28か所を確保・提供し、式場の装飾や進行要員も支援している。