クラスター発生の在日米軍、全基地で出国前検査せず
横田や横須賀でも水際対策甘かったおそれ
https://www.tokyo-np.co.jp/article/150927

松野博一官房長官は24日の記者会見で、海外から在日米軍基地に直接入った全ての部隊が9月3日以降、
出国前に新型コロナウイルスの検査を受けていなかったと明らかにした。
米海兵隊キャンプ・ハンセン(沖縄県金武町など)内で200人を超えるクラスター(感染者集団)の発生を受け、
日本政府が国内の水際措置に沿った対応を求め、米軍は22日から出国前72時間以内に検査を行うことを受け入れた。

米軍は9月までは出国前の検査を実施していたという。
同時期、日本では33都道府県で緊急事態宣言などが発令されていた。
松野氏は対応が変わった理由を「米国でワクチン接種が進んだことや、世界的な感染状況の緩和を受けた米国防省の方針」と説明した。