クリスマスイブを迎える24日は、18歳以下への10万円給付も山陰両県で本格スタートです。
すでに振り込まれた人に使い道を聞くと、ある傾向が見えてきました。
まずは18歳以下への10万円一括給付、鳥取県内のスケジュールでは、24日に一括給付がはじまったのは南部町、
日野町、日吉津村、江府町、湯梨浜町の5町村です。土日をはさんだ来週月曜日とともにそれぞれ5つの自治体が集中する格好と
なっています。また新たに岩美町は28日に10万円を一括支給することが決まりました。
一方、島根県内の給付開始状況です。24日から給付が始まったのは松江市、江津市、津和野町、吉賀町、美郷町、隠岐の島町の
6市町です。こちらも24日と来週の月曜日に一括給付が集中する格好となっています。
このうち、山陰最多の約3万2千人の対象者を抱える松江市は24日から。特段の申請手続きがいらない児童手当の
受給対象者約2万3000人に向けて銀行振り込みされました。
4人の子どもを育てる松江市に住むTSKの記者が、午後に銀行で記帳。高校生から幼稚園まで4人の子どもを育てているため
「10万円×4人」で40万円を受け取れることになります。

大坂 和正記者:
「おろしてみます。本当に来ているのかやってみます」
「40万円入ってます!入ってます!!」

まさにクリスマスのプレゼントが現金で・・・ともとれますが、どう使うかを聞くと・・・。

「給湯器は直したい。子どもの受験費用に回すことを第一に考える。あと回転寿司とかは連れて行こうかなと、家族で。将来的に子どもたちに税金として背負わせることになるかもしれないので、取っておく必要もある」

用途は様々あるということでしたが、何に使ったのか分からなくならないようによく考えたいということです。
松江市内の大型ショッピングセンターでも使い道を聞くと・・・。

松尾 直明記者:
「給付対象の方に話を伺うと、ステーキのような生活のプラスアルファにお金を使う方が多いことがわかりました」

折しもクリスマス給付だったこともあり、肉の売り場を覗くと、特設コーナーは活況。

給付金を受けた人:
「(給付金は)すごくありがたい。ちょっと贅沢してみようかなと、普段買わないお肉を買ってみました」
「クリスマスなので、給付金のこともあるし。美味しくステーキを」

クリスマス用のディナーに使うお肉をグレードアップするなど、普段の食事のプラスアルファにお金を使う人が多く見られました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd61360c7b258fff6f0c30a073c5c3575f9b6fe3