「マスクに罪ない」とアベノマスクを産着に…女性「頭のいい人たちが考えたことなのかしら」
2021/12/27 07:18読売新聞


 「柔らかく、肌触りのいいガーゼなのにもったいない」――。

 安倍内閣が新型コロナウイルス対策で配った布マスク。
 多額の調達費用や配布の遅れから「アベノマスク」と揶揄やゆされ、今年3月現在の在庫は約8200万枚にのぼる。

 岸田首相は今月21日、有効活用したうえで、残りは今年度内に廃棄する方針を示した。

 22日の読売朝刊の記事でこのことを知った川西市の女性(85)は自宅にあった布マスクの糸をほどいて、
縦26センチ、横64センチのガーゼ地に戻した。

 20歳代から大阪や神戸で洋服のデザインや縫製に携わり、見る目は確かだ。

 「市販のガーゼより、織り込まれている糸が多く、布地がしっかりしている」。
 子どもが生まれた時のことを思い出しながら、約2時間かけて5枚を使い、手縫いで赤ちゃん用の産着に仕立てた。

 「アベノマスク」については「大人用には小さすぎるし、頭のいい人たちが考えたことなのかしら」と手厳しい。
 一方で、「マスクに罪はない。みんなで活いかす方法を考えないと」と前向きの姿勢を見せる。

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